大分ウイメンズ(ラグビー) 目指すは国体

2019/05/20
  • クラブ・部活訪問

 県ラグビーフットボール協会女子委員会が運営する「大分ウイメンズ」は県内で唯一、女性のみで構成されたラグビーチーム。2009年、7人制ラグビーが男女共にオリンピックの正式種目に復活することが決まり、全国的に女子ラグビー強化の機運が高まったことがきっかけで11年に発足した。

 

 現在在籍する選手は高校生を中心に、小学生から社会人まで20人ほど。臼杵や玖珠など遠方から通う選手も多い。練習が行われる毎週日曜日は他チームに所属する女子選手との合同練習会も兼ねており、グラウンドにはにぎやかな笑い声が響く。年齢差を感じさせないチームワークで次々とメニューをこなしていく姿が印象的だ。

 

 年齢も、立場も、目標もさまざまな選手たちだが、全員に共通するのは“ラグビーが好き”という思い。

 保育園からラグビーを続けているという山本朝子(22歳・社会人)は、「目標は九州国体を1位で通過すること」と夏に向け闘志を燃やす。抜群のセンスを誇る長谷部彩音(中学3年)は、「うまくいかなくても、次にどう修正するか考えるのが面白い。いつか全国の舞台に立ちたい」とまっすぐに前を見つめる。まだ経験の浅い佐藤彩花(小学5年)は「トライしたらスッキリする。みんなと仲良くできるのがうれしい」と元気に話した。

 

体幹と筋力を鍛え、けが予防

 

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