総合型地域スポーツクラブ 朝地フレンドクラブ 大人になっても記憶に残るクラブを目指す

2021/03/28
  • クラブ・部活訪問

 2013年に設立された特定非営利活動法人「朝地フレンドクラブ」の会員数は183人。子どもから高齢者まで地域の誰もが参加でき、「みんなのよりどころ」として、卓球、ジュニアバレーボール、アーチェリー、野球、バドミントン、ヨガなどのスポーツのほか、文化活動教室として英会話教室も開催している。

 

 毎週水曜日に行われている教室「みんなであそぼう」は、学校帰りの小学生たちがそのまま体育館に集まり、さまざまなスポーツを通じて体を動かす楽しさを学べる教室だ。「学校の授業が早く終わる水曜日の放課後を有意義なものにしてほしいという思いから立ち上げた教室です」と、クラブの設立当初から運営に携わっている理事長の羽田野金久さん。

 

 楽しい時間を過ごしながらも、運動の基礎力を身に付けることが大きな目的。地元の中学校では部活動数が少ないが、町外の中学に進学してスポーツをする子もいるため、どのスポーツにも通じる基本の体づくりにも力を入れている。競技前に体育大学卒業の指導者がコーディネーショントレーニングや体幹トレーニングの要素を取り入れたメニューで体を動かすことで、遊びながら自然と体づくりができる内容になっている。クラブ出身者には中学や高校の部活動やクラブチームで活躍している選手も多いという。

 

ドッジボールを楽しむ子どもたち

 

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